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令和5年(2023)夏季展
「漆と蒔絵
―茶道具の伝統とオリジナルデザイン―」
日本の長い漆工芸の歴史の中で16~17世紀は、海外からもたらされる漆工品の増加や、装飾性豊かな「高台寺蒔絵」の流行など大きな変化があった時代でした。
同時期に大成された茶の湯では、唐物と呼ばれる海外の漆器や古い時代の化粧道具の手箱類を茶道具に見立てるなど漆器が柔軟に取り入れられます。一方、棗などの塗物茶器をはじめとした香合、茶箱、盆、懐石道具などバラエティに富んだ漆の茶道具が製作されました。
漆の技術が舶来品の影響で多様になり、蒔絵作品の需要が広がって製作数が増加すると、オリジナリティのある製作者の特徴が意識されるようになります。研出蒔絵を得意とした山本春正や、利休はじめ歴代千家の好み物を盛んに製作した中村宗哲などは早くから注目を浴びました。やがて箱や作品に作者の書付けが行われるようになり、作者名とデザインが結びついてブランド化します。琳派の意匠を独自性として押し出した原羊遊斎や、海外のやきもの文様などをアレンジして取り入れた佐野長寛らが人気を集めました。
本展では、漆絵に沈金を施した「唐物存星菊花形盆 嘉靖年製」や同心円状の文様を描いた「唐物独楽盆」の他、手箱を転用した「猿鶴蒔絵茶箱」、山本春正作の「秋草蒔絵雪吹」、柴田是真作の「七夕蒔絵盆」など約40点の作品を陳列します。
会期 | 令和5年(2023) 7月 1日(土)~ 8月6日(日) |
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猿鶴蒔絵茶箱
秋草蒔絵雪吹 山本春正作
七夕蒔絵盆 柴田是真作
絵替朱盃 酒井抱一下絵
主な展示品 |
唐物青貝香合 寒山拾得図 高台寺蒔絵棗 唐物独楽盆 片輪車蒔絵椀 佐野長寛作 |
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※予告なく展示作品が変更になる場合があります。