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開館30周年記念 古筆と茶陶
名品をすべてご覧いただきます=その1=
「湯木コレクション選-吉兆庵光悦会の茶道具-」
湯木美術館は、今年の秋で30周年を迎えます。湯木貞一は料理と茶の湯、双方において研鑽を重ね、一代で多くの名品を収集しました。コレクションは茶の湯の道具、懐石料理の器、日本の古美術に関するものが中心で、その多くは、茶事や茶会などで実際に使用されました。
近代数寄者が活躍した明治から昭和初期にかけては、現在はガラス越しでしか見られないような作品が、茶席で使用されることも珍しくありませんでした。代表的な例が1915年(大正4)に発足した光悦会で、当時を代表する数寄者達によって釜がかけられました。現在でも美術館などが席主となって毎年開催されており、名品が一堂に集まる茶会として知られています。当時はそれまでの茶の湯と違い、美術鑑賞の場としての大寄せの茶会など、個性豊かな茶会が展開されました。しかし、そういった貴重な品々を見ることが出来たのは、限られた人々だけでした。
昭和中頃から茶道具は美術的価値が社会に認められるようになり、数寄者によって収集品を収めた美術館が創設され始め、多くの作品が公開されるようになりました。かつて使用されることが前提であった茶道具は、美術館による保存と公開によって広く鑑賞されるようになります。一方、茶道具を気軽に見られる機会が増えることと反比例して、催される「茶事」の数は減少していきました。湯木貞一は、コレクションを公開することにより、茶席で味わう道具との一期一会を多くの人に体験してもらうことを通して、茶の文化への貢献を試みました。
本展では、湯木貞一が釜を掛けた昭和49年の光悦会における道具組を再現し、生涯をかけて収集した名品を、Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期あわせて約50点をご覧いただきます。
会期 | 平成29年9月1日(金)~12月10日(日) Ⅰ期:9月1日(金)~10月1日(日) Ⅱ期:10月3日(火)~11月5日(日) Ⅲ期:11月7日(火)~12月10日(日) |
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(重要文化財)
石山切(伊勢集)
伝藤原公任筆 益田家伝来
9月1日(金)~10月1日(日)
(重要美術品)
藍紙本万葉集切
伝藤原公任筆 藤田家伝来
10月3日(火)~11月5日(日)
(重要文化財)
熊野懐紙
藤原雅経筆 藤田家伝来
11月7日(火)~12月10日(日)
名物
交趾台牛香合
(重要文化財)
志野茶碗 銘広沢 益田家伝来
(重要文化財)
織部四方手鉢
主な展示品 |
野牛図 俵屋宗達筆 9月1日(金)~10月1日(日) (重要文化財)墨蹟「古徳偈」 大燈国師筆 益田家伝来 10月3日(火)~11月5日(日) 墨蹟「脱盡皮膚」 癡絶道冲筆 平瀬家・藤田家伝来 11月7日(火)~12月10日(日) 詠草「原鹿」 兼好法師筆 雲州蔵帳所載 11月7日(火)~12月10日(日) 名物 仁清 色絵扇流文茶碗 名物 大井戸茶碗 銘対馬 『茶器名物図彙』所載、若州酒井家伝来 茶杓 本阿弥光悦作 名物 黄瀬戸建水 銘大脇指 利休所持・紀州徳川家伝来 |
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※期間中、一部展示替えがあります。
※都合により出品作品が変更になることがあります。