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平成28年 春季特別企画展
茶陶いっき見‼ やきもの百花繚乱
―宗旦・宗和・遠州とその時代―
日本のやきものが飛躍的に華やかになる江戸時代はじめ。この時期に作られた茶の湯のやきものをまとめてご覧いただきます。
京都を中心に文化が興隆した寛永年間(1624〜44年)には、千宗旦・金森宗和・小堀遠州など、茶人の影響により茶陶の生産と使用の幅がいっそう多様化します。
宗旦は、樂家3代・道入との交流から樂茶碗に銘を付けていますし、信楽焼の水指や井戸茶碗を用いて茶会を催しており、これらがわび茶に徹した宗旦を象徴するやきものと言えるでしょう。
宗和は、洛西御室・仁和寺前に開窯した仁清窯の作品「御室焼」の指導にたずさわり、茶会でも御室焼の茶陶を多用しています。仁清窯では後に華やかな色絵の作品が製作され、京焼に影響を与えていきます。
遠州は、和物、なかでも瀬戸の茶入を重視して取り上げたり、高取(福岡県)・丹波(兵庫県)・膳所(滋賀県)などの茶陶デザインにも影響を与えています。さらに古染付・祥瑞・絵高麗といった海外産のやきものも遠州好みとして伝わっています。
これらの他、美濃(岐阜県)、伊賀(三重県)、萩(山口県)、上野(福岡県)、唐津(佐賀県)など、江戸時代はじめに一挙に興ってきた窯の茶陶を前期・後期で60点あまりを展示し、この時期の茶と文化をやきものから探ります。
仁清 色絵扇流文茶碗 赤星家・久原家伝来
会期 | 平成28年4月1日(金)〜6月26日(日) 前期:4月1日(金)〜5月15日(日) 後期:5月18日(水)〜6月26日(日) |
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紹鴎信楽鬼桶水指
青井戸茶碗 銘 春日野 広岡家伝来
道入作 赤茶碗 宗旦銘 是色
【前期】
仁清 色絵柳橋図水指
伊木家・久原家伝来【前期】
瀬戸肩衝茶入 銘 春山蛙声
小堀遠州所持【前期】
大井戸茶碗 銘 対馬
宗家・若州酒井家伝来【後期】
重文 志野茶碗 銘広沢
赤星家伝来・益田鈍翁所持【前期】
重文 織部四方手鉢【後期】
主な展示品 |
膳所耳付茶入 銘五月雨【後期】 仁清 砂金袋水指 獅子撮蓋添う【後期】 長次郎作 赤茶碗 銘再来 宗旦所持 古萩筆洗形茶碗 道入作 緑釉割山椒向付 十客の内 湯浅家伝来 仁清 水玉透向付 六客 古染付蝶文向付 五客の内【前期】 絵唐津飛鳥梅鉢文向付 五客【後期】 |
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※期間中、一部展示替えがあります。