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令和4年早春展
慶賀と喜びの茶道具 ― 春の風情を楽しむ
早春にちなんで「慶賀と喜びの茶道具」をテーマにした展覧会を開催します。新春の風情を祝い楽しみ、長寿などを喜ぶ銘が付けられた茶道具は数多く伝わり、器の種類や文様もさまざまです。これら慶賀を和歌や画賛・茶道具から楽しむ展観です。
「雪は豊年の兆し」とも言われますが、藤原行成筆と伝える「升色紙」(前期展示)は「春雪の降る日」をテーマに詠まれた和歌が書かれ、新春にふさわしい色紙です。小野道風の「継色紙」、紀貫之の「寸松庵色紙」とともに三色紙と呼ばれて古筆の中でも高い評価がされるものです。
桜が咲くと何か心がざわつきますが、与謝蕪村筆の「花見画賛」(後期展示)は、歌舞伎・浄瑠璃の絵師土佐将監と弟子の浮世又平を題材に取って、桜の花の下、又平が羽織・脇指姿で踊る姿をユーモラスに描いています。
江戸後期の大名茶人松平不昧のデザインによる薄茶器「面糸目雪吹」(前期展示)は箱に「賀 三十之内(不昧花押)」とあり30個が作られたことが知られますが「賀」の内容は不明です。原羊遊斎に師事し不昧お抱えの塗師になった初代漆壺斎作と伝わっています。茶碗の裏千家八代一燈宗室手づくね黒茶碗銘「大黒」は、七福神の一人・大黒天の頭巾を連想する姿から名付けられました。この他に、茶碗釘彫伊羅保の追銘「老松」や千宗旦の歿後200年に200個が作られた「唐物朱輪花盆写」(後期展示)を本歌とも約40点を展示します。
会期 | 令和4年(2022)1月8日(土)~3月21日(月・祝) 前期:1月8日(土)~2月13日(日) 後期:2月16日(水)~3月21日(月・祝) |
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唐物肩衝茶入 銘「富士山」
釘彫伊羅保茶碗 追銘「老松」
主な展示品 |
藤原行成筆 升色紙(前期展示) 与謝蕪村筆 花見画賛(後期展示) 千利休作 瓢花入 初代漆壺斎作 面糸目雪吹(前期展示) 唐物朱輪花盆(後期展示) 尾形深省作 色絵三階松平皿 |
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※今後の情勢により、予定が変更となる可能性がございます。