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令和3年秋季展
「炎が生み出す茶陶の美
- 焼締め陶の窯変となだれ・ちぢれを中心に -」
焼締め陶とは、釉薬をかけずおよそ1200度をこえる高温で焼成されたやきものです。
備前焼は平安時代末期頃に備前で生活のためのやきものを作る窯として成立したとされます。古田織部の茶会記では備前花入が使われており、室町時代後期に京都で活動した茶人たちに見出され、花入・水指・建水などが作られました。「備前筒花入 銘 残月」は、かせた赤褐色の土肌に、窯の内部で炎の作用によって生じた灰色の窯変があらわれて景色となっています。
信楽焼もまた生活容器を主に生産していた窯です。小振りの壺が花入に見立てられた「信楽蹲花入 銘 くたふれ物」は、窯内の灰が付着して化学変化した自然釉と厚手の胎土にふくまれた長石が景色をなしています。備前焼と同じく室町時代に、わび茶道具として取り入れられたことが記録からうかがえます。
本展では、土の味わいと景色に注目し、炎がもたらした偶発的な魅力のある焼締め陶を取り上げます。このほか、釉薬のなだれやちぢれが特徴的な施釉陶器もあわせて陳列いたします。
会期 | 2021年9月1日(水)〜12月12日(日) |
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備前筒花入 銘 残月
信楽蹲花入 銘 くたぶれ物
主な展示品 |
信楽鬼桶水指 南蛮縄簾水指 灰器 長次郎作 銘 秋 |
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特別出品 |
(重要文化財)志野茶碗 銘「広沢」(通期展示) (重要文化財)石山切 伊勢集(前期展示) (重要文化財)大燈国師墨蹟 古徳偈(後期展示) |
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※今後の情勢により、予定が変更となる可能性がございます。