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平成27年 秋季特別展
禅僧と茶道具―大徳寺を中心に―
江戸時代の禅僧が所持した茶道具・創り出した茶道具を中心に、禅僧のもとで修行を積んだ茶人にまつわる茶道具を展示します。
「茶禅一味」と言われるように、茶の湯は禅宗の教えを精神的なバックボーンとし、懐石料理のいただき方などの作法も、禅宗寺院の生活スタイルから大きな影響を受けながら成立したと言われています。
このように「禅」と「茶の湯」は密接な関係にありながら、その実際は必ずしも明らかではありません。
今回はこの関係を「禅僧」と「茶人」という担い手の視点から、さらに両者が実際に創り出し、使用した茶道具から探ります。
茶人は「参禅の師」である禅僧のもとで、座禅や公案などの課題に取り組んで修行を重ね、独自の茶の湯の世界を形作っていきました。
禅僧もまた茶人との交流を深めていくなかで、茶の湯に親しんでいます。
特に江戸時代前半には大徳寺の僧である江月宗玩や玉舟宗璠のように、自ら茶会を開いたり、茶人との係わりのなかから茶道具の製作にも関与する禅僧も現れてきました。
禅僧が所持した茶道具や創り出した茶道具、その周辺の作品を通して、禅僧がどのように茶の湯に関係したかを明らかにします。前後期で約60点を展示いたします。
千家名物 黄瀬戸建水 銘 利休大脇指 千利休・玉舟宗璠所持、紀州徳川家伝来
会期 | 平成27年9月1日(火)~12月20日(日) 前期:9月1日(火)~10月25日(日) 後期:10月28日(水)~12月20日(日) |
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重文 宗峰妙超(大燈国師)
墨蹟 古徳偈【前期】
井戸香炉 翠巌宗珉銘
三国一 江月宗玩
和田國次作 茶飯釜
清巌宗渭文字鋳込 銭屋宗徳所持
中興名物 唐物肩衝茶入
江月宗玩銘 富士山 小堀遠州所持
【後期】
千家名物 春屋宗園作
共筒茶杓 三玄院伝来【後期】
砂張合子建水
江月宗玩所持
主な展示品 |
沢庵宗彭墨蹟 夢の字【後期】 西村道仁作 野々宮釜 古田織部・細川三斎所持、高桐院伝来 中興名物 丹波耳付茶入 銘 生野 小堀遠州所【前期】 長次郎作 赤茶碗 銘再来 宗旦所持【前期】 常慶作 黒茶碗 銘しは栗【後期】 小堀遠州作 茶杓 銘柏樹子 江月宗玩筒【前期】 片桐石州作 鶴羽箒 鴻池家伝来【後期】 |
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※期間中、一部展示替えがあります。