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平成26年 春季展
「激動期の茶の湯—少庵・織部・三斎の茶道具—」
千利休没後の16世紀末から17世紀初めを取り上げ、政治・経済・文化の激動期の茶の湯をリードした茶人たちの茶道具と、新たに生み出された多様な造形の作品を展示します。
この江戸時代初めには、利休の子の千少庵や千道安、孫の千宗旦による、千家を中心としたわび茶と、武将の古田織部や織田有楽らによる、わび茶に創意工夫を加えた武家の茶(大名茶)という大きな2つの流れが生まれます。また、細川三斎ら利休の高弟・「利休七哲」も武家の茶人として活躍しました。
利休没後の千家を再興した少庵は、幅広い交友関係のもと、利休の茶を受け継ぎながら自らの茶風を確立していきます。有楽との交流を示唆する「竹一重切花入」などの茶道具からは、好みの繊細さが感じられます。千家とゆかりの深い樂家でも、2代常慶作「黒茶碗 銘しば栗」にみられるように、利休の指導による長次郎の作風が継承されています。
一方、武家の茶では、新たな創意が加わった茶道具が製作されます。代表的なものが美濃焼で、「黄瀬戸福之字鉢」や「志野飛鳥文向付」など、これまでにない明るい色調の釉薬を用いたり、「黒織部沓形茶碗」や「織部串団子文香合」のように、歪んだ造形や片身替りなどの斬新な意匠が現れ、当時の茶陶に大きな影響を与えて流行していきます。
江戸時代初めの茶人の美意識を反映した茶道具を中心として、その影響を受けた作品など、前・後期で約70点を展示します。
御所丸茶碗 銘由貴 広島 藤井家伝来 【後期】
会期 | 平成26年1月6日(月)〜3月23日(日) 前期:1月6日(月)〜2月9日(日) 後期:2月12日(水)〜3月23日(日) |
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春屋宗園筆 一行
「寒松一色千年別」【前期】
西村道仁作 野々宮釜
古田織部・細川三斎所持 【後期】
千少庵作 竹一重切花入
雲州蔵帳所載【3/14〜23】
志野茄子香合 南三井家伝来
高台寺蒔絵大棗 鴻池家伝来 【前期】
常慶作 黒茶碗 銘しば栗
細川三斎作 茶杓 銘笘
鴻池家伝来 【前期】
主な展示品 |
与次郎作 少庵寄附・公用文字釜 雲州蔵帳所載 【前期】 古銅獅子耳付花入 織田有楽所持 織部串団子文香合 鴻池家伝来 黒織部沓形茶碗 黄瀬戸福之字鉢 益田鈍翁所持 重文 志野茶碗 銘広沢 赤星家伝来 【3/14〜23】 |
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※期間中、一部展示替えがあります。