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平成25年 夏季展「吉兆庵湯木貞一の茶事 —涼の茶道具と朝茶—」
吉兆庵・湯木貞一は生涯に500会を超す茶事や茶会を催しています。このうち、夏ならではの趣向で催された茶事の道具組を再現して展示します。
四季に応じ、茶人たちは少人数のお茶のもてなしである「茶事」を催し、季節感に富んだ様々な趣向をめぐらしつつ懐石料理とお茶を楽しみ、茶事そのものの形式をも洗練させています。
夏の茶事は「涼やかさ」がキーポイントとなってきます。お茶が熱くならないように口の大きく開いた平茶碗を用いたり、涼しさをもよおす質感の磁器やガラスの茶道具を積極的に使うといった工夫もなされます。
1期では、昭和57年6月・梅雨の時季に吉兆庵が東京で催した茶事の道具組を再現します。この会には「石山切」「継色紙」「織部四方手鉢」の3点の重要文化財や、平茶碗の「蕎麦茶碗 銘夏月」、藍色の美しい磁器「祥瑞針木皿」などが使用され、盛夏の茶事に込めた吉兆庵の美意識がうかがわれる道具組です。
一方、夏独特の茶事に「朝茶」があります。早朝から始め、日中の暑さを避けて涼しいうちに懐石とお茶を差し上げるという、軽快な茶事です。
2期では、吉兆庵が昭和30年7月に大阪で催した朝茶の道具組を再現します。この朝茶では、松花堂昭乗が朝顔の絵と讃を、江月宗玩と小堀遠州が讃を書いた「蕣画賛」を用いています。江戸初期の寛永文化を代表し、禅や茶の湯を通じて親しい間柄だったこの3者の合筆は珍しく、朝顔の絵は夏の朝の清々しさを一層引き立てたことでしょう。他にも涼やかな水にちなみ、仁清の「色絵扇流文茶碗」などを用いたこの会をとおして、吉兆庵の朝茶の趣向に触れます。
1期・2期で約70点を展示します。
松花堂昭乗・江月宗玩・小堀遠州合筆「蕣画讃」【2期】7月10日〜8月11日
会期 | 平成25年6月13日(木)~8月11日(日) 1期:6月13日(木)~7月7日(日) 2期:7月10日(水)~8月11日(日) |
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(重文)伝小野道風筆 継色紙
中村家・湯浅家伝来【1期】
6月21日〜6月27日
瀬戸肩衝茶入 銘「春山蛙声」
小堀遠州所持【1期】
蕎麦茶碗 銘「夏月」
平瀬家伝来【1期】
絵高麗梅鉢文茶碗
高松家・小西家伝来【2期】
黄瀬戸福之字鉢 益田鈍翁所持【2期】
粉引徳利【2期】
主な展示品 |
(重文)伝藤原公任筆 石山切 君かよは 益田家伝来【1期】 6月21日〜6月27日 古染付山水図水指 柳沢尭山所持【2期】 紫陽花蒔絵中棗 鴻池家伝来【1期】 長次郎作 黒茶碗 銘五月雨 若州酒井家伝来【1期】 仁清 色絵扇流文茶碗 赤星家・久原家伝来【2期】 祥瑞沓茶碗【2期】 (重文)織部四方手鉢【1期】 バカラ社製 金縁緑色被せ切子ダイヤカット鉢【2期】 |
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※期間中、一部展示替えがあります。