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平成30年 夏季展
「花卉賞玩(かきしょうがん)
−琳派のデザインと花入の展開−」
琳派とは俵屋宗達らにはじまり、尾形光琳・深省(乾山)、酒井抱一、鈴木其一らへと私淑によって繋がれた日本美術の流れの一つです。やまと絵の趣きを基として、自然の美しさを意匠化し、華やかで装飾的な作品に優れました。絵画と工芸の枠をこえて、デザインを継承してきた琳派の作品は、今なお人々の心を捉えて離しません。とくに彼らは、季節を表現するために草花のモチーフを多く好みました。
また、花を愛でるためには、花を入れる器が欠かせません。茶の湯では花を入れる器のことを「花入」と呼びます。海を渡ってもたらされた古銅や青磁の唐物花入が珍重されていましたが、わび茶が芽生えると備前や信楽などの国焼の花入が注目されるようになり、さらに千利休によってわび茶が大成される頃になると、竹花入が登場します。
花入は時代を経るにしたがって幅広い展開を見せます。
本展では[琳派にみる草花のデザイン]と[花入の歴史と展開]を中心テーマに、絵画・工芸合わせて約40点をご紹介いたします。花を愛で、季節感を大切にする和の心を感じてください。
会期 | 平成30年7月3日(火)〜8月12日(日) |
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古銅桔梗口獅子耳花入[東山御物]
明時代(14〜15世紀)
室町幕府八代将軍足利義政の頃まで将軍家に伝わり、武野紹鴎・千利休を経
て小堀家に伝わったとされる東山御物の唐物花入です。
色絵水仙の絵透鉢 乾山焼
江戸時代(18世紀)
雪中花とも呼ばれ、冬から春にかけて咲く水仙を表した器です。大胆な透しと鮮やかな緑釉を施したものは少なく、貴重な作例です。
信楽蹲花入 銘くたぶれ物 室町時代
(16世紀)
交趾桜鯉香合 明~清時代
(15~17世紀)
色絵雲錦手鉢 八代白井半七作
昭和(20世紀)
扇面流図屏風(左隻) 鈴木其一筆
江戸時代(19世紀)
その他の 主な展示品 |
短冊「あさがおの」 酒井抱一筆 江戸時代(18〜19世紀) 砧青磁管耳花入 南宋〜元時代(13世紀) 古備前花入 室町〜江戸時代(16〜17世紀) 銹絵染付槍梅文香合 乾山焼 江戸時代(18世紀) 色絵水仙の絵向付 乾山焼 江戸時代(18世紀) 梅蓋物 樂七代長入作 江戸時代(18世紀) |
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