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令和2年 春季展
「茶人を魅了した中国陶磁
-見立てから茶道具の注文、そして写しへ-」
室町時代の茶の湯において、中国から舶来したいわゆる唐物茶入はたいへんに貴重なものとされ、珍重されました。もとは薬壺とも種壺とも言われますが、中国における用途や産地などいまだに判然としません。わが国の茶人独自の審美眼によって、茶
の湯の道具へと見立てられたのです。
江戸時代に入り茶の湯が隆盛するにつれて、中国のやきものを転用するだけでなく、注文により茶道具を誂えるようになりました。青色顔料で絵付けをした古染付や祥瑞は、日本からの注文と考えられるやきものが多数伝世しており、明時代末期の江西省景徳鎮窯で作られた「祥瑞蜜柑水指」などがそれにあたります。
江戸時代の中国趣味は輸入や注文にとどまらず、明・清時代のやきものを国内で模倣するようになります。京都で活躍した青木木米や奥田頴川、永楽保全は、ガラス質の色釉で絵付けをした五彩磁器である呉須赤絵に影響を受けた作品を残しています。
本展覧会は、館蔵品のうちから『茶道具に見立てられたやきもの』『日本からの注文品』『国焼の中国写し』を中心として、茶人が中国陶磁から受けた影響を浮かび上がらせる試みです。茶人たちを惹きつけてやまない珠玉の中国陶磁をご覧ください。
会期 | 令和2年(2020)4月1日(水)~ 8月2日(日) ※会期を延長いたしました |
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重要文化財 祥瑞蜜柑水指
青磁管耳花入
唐物大海茶入
鴻池屋山中家伝来
祥瑞沓形茶碗
五彩青花龍文四方鉢
主な展示品 |
宋赤絵馬上杯茶碗 古染付蝶型向付 影青刻花輪花鉢 呉須赤絵花鳥大皿 呉須赤絵写片口鉢 奥田頴川作 呉須赤絵写兎文鉢 永楽保全作 |
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※予告なく展示作品が変更になる場合があります。