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平成25年 春季展「江戸時代の千家のわび茶―宗旦の高弟とその子孫たち―」
珠光から利休へと受け継がれた「わび茶」は、利休の孫・宗旦によって大成されました。
江戸時代の千家のわび茶は、当時隆盛していた「きれいさび」を主張する小堀遠州らの大名茶とは異なる発展をし、武家のみならず有力町人達にも広がり、展開していきます。千家茶道を伝え、活躍した宗旦の高弟の杉木普斎・山田宗ヘン・藤村庸軒・三宅亡羊や、子孫の武者小路千家四代・一翁宗守、表千家四代・江岑宗左、裏千家四代・仙叟宗室など、三千家の祖ゆかりの道具を中心に、同時代の大名茶人たちの茶道具とあわせて展示します。
利休をはじめ、当時の茶人達は大名らと深い関わりを持っていることが多く、その様子は残された利休自筆の希少な日記などからも窺い知ることが出来ます。しかし、宗旦は生涯大名等に仕官することなく、床なし一畳半の極小の茶室や一閑張など、多くの好み物を生み出し、わび茶を深めていきました。一方で子弟達を大名家へ茶堂として出仕させるためには努力を惜しまず、その結果各地に千家茶道が広まります。その後、千家のわび茶は、自由な茶を実践した表千家六代・覚々斎宗左によって新たな境地が模索され、その子である表千家七代・如心斎宗左と裏千家八代・又玄斎宗室らによって、茶道人口の増大に合わせて七事式や家元制が整えられるなど、伝統を守りつつも柔軟に形を変えながら400年以上にわたり伝えられていきました。
本展では、千家茶道の源流である宗旦の高弟、その子孫たちの茶を残された道具等から考えるとともに、同時代の茶人達といかに影響し合い、長い江戸時代の中でわび茶が継承され、今日まで受け継がれてきたかを主題に、前期・後期あわせて約70点の茶道具をご覧いただきます。
宗入作 赤茶碗 銘「福寿草」【前期】
会期 | 平成25年1月6日(日)~3月17日(日) 前期:1月6日(日)~2月11日(祝・月) 後期:2月14日(木)~3月17日(日) |
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土岐二三筆 自画賛【後期】
左入作 赤茶碗 銘「槌之絵」
【前期】
如心斎作茶杓 北野三十本の内 歌銘「牛の子に」【前期】
仙叟作茶杓 銘「明暦々」 覚々斎作茶杓 銘「露堂々」 一双【後期】
黄瀬戸建水 銘「大脇指」【前期】
高麗菓子盆 三宅亡羊箱
【前期】
主な展示品 |
三宅亡羊筆 詩短冊「喜雪」 【前期】 江岑宗左作 竹無輪二重花入 銘「福禄寿」 【前期】 六閑斎泰叟作 赤楽茶碗 銘「明石」 【前期】 仙叟作茶杓 銘「ゆつり葉」 【前期】 瓢花入 銘「面壁」 宗旦・如心斎在判 【後期】 不休斎好甲赤棗 又玄斎一燈在判 【後期】 覚々斎作 黒楽茶碗 銘「シヤカカシラ」 【後期】 長入作 麦藁手筒向付 【後期】 |
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※期間中、一部展示替えがあります。